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事業内容│株式会社高萩自工│鉄道車輛整備・システム開発・輸入車輛の国内向け装備

事業内容SERVICE

保線車輌のご紹介

保線車輌のご紹介

現在、国内で導入されている保線車輌の多くが欧州製です。主に一般軌道の突き固めを行う車輌、分岐器内の狭い箇所の突き固めを行う車輌、道床部を整えるための車輌、レールの形状を適切に保つため、レール頭部を削る作業を行う車輌などです。

国鉄時代には職人たちの目と手によって線路の整備はなされていましたが、IT化が進み、今ではオペレータが機械を操作するスタイルへと進化しています。作業を行う距離は、10名で、1日約100mだったものが、今では3名で1日約1,500mにまで伸びています。

鉄道車輌整備

鉄道車輌整備

鉄道車輌整備事業では、鉄道や軌道の保守を行う保線用保守作業車の整備を行っています。保線車輌は、レールと枕木を同時に持ち上げるリフティング装置や、枕木下部の砕石の突き固めを行うタンピング装置、枕木端部の締固めを行うコンバクタ装置等、列車が走ることで生じる線路のわずかな歪みをミリ単位で修正し、正しい線形を作るための装置や、それらを操作するためのシステムが搭載されています。そうした複雑で専門技術の必要な車輌を整備することで、安全で安定した鉄道の運行に寄与しています。

システム開発

システム開発
システム開発

システム開発事業では、保線車輌関連の機器や作業支援システムの開発及び取付を行っています。当社が開発したシステムの中でも、DOGG(MTT ナビゲーションシステム)は、保線車輌による軌道上の構造物の管理や、機器装置の自動制御さらには車輌高速化や安全輸送のための軌道管理にも有用性があり、東日本旅客鉄道(株)及びその関連会社が所有する保線車輌の多くに搭載されています。

その他にも、鉄道施設技術発表会全国大会で優秀賞を受賞したシステムや鉄道技術展に出展したシステムもあります。装置・システムの詳細は「開発実績」のページでご紹介していますので、是非ご覧ください。

開発実績はこちら

輸入車輌国内向け装備

輸入車輌国内向け装備

国内で導入されている保線車輌の多くは欧州製であるため、海外の基準で製造された保線車輌を日本の規格に合わせる必要があります。日本のレールは海外と比べると幅が狭く、また排ガスや騒音などの厳しい規制をクリアしなければなりません。国によって使用環境や条件が異なるため、車輌を導入する際は、日本の鉄道環境にあった国内装備を搭載する必要があります。当社は、こうした規制をクリアするために海外メーカーと仕様協議を重ね、車載する空調やカメラ、システムなどを海外メーカーに送り、輸入後にスムーズに導入できるように調整しております。